イランがアメリカの圧力に屈しない背景には、イランが何か大きな反撃を計画している可能性もある。ハマスやヒズボラ、フーシ派やその他の傀儡組織を使って、アメリカのみならず、中東、ヨーロッパにも被害を及ぼす可能性があると懸念されている。
サウジアラビアのメディア、アル・アラビアは、2月21日(土)、イランのIRGC(イラン革命防衛隊)が、ヒズボラを、直接の支配下に置いて、ミサイルを増強するなど、再建を図っていると報じた。
こうした中、イスラエルは、レバノンでのヒズボラへの攻撃をエスカレートさせている。2月20日(金)、イスラエルは、レバノン東部ベッカー高原のヒズボラ指揮センターとみられる3か所を空爆。10人が死亡し、50人が負傷した。2024年11月に停戦になって以来、最大級の攻撃であった。
イスラエルは、攻撃の理由として、ヒズボラが、停戦の約束に反して、イスラエルへのミサイル攻撃を計画していたからだと表明した。
その後、ヒズボラは、この攻撃で、戦闘員8人が死亡し、そのうちの一人は、上級指揮官のフセイン・モハンマド・ヤギだったと発表。これは「抵抗運動だ」と反論した。
この日、イスラエルは、レバノン南部へも空爆を行い、2人が死亡した。ここはハマスの拠点になっていたと主張した。これについて、レバノン政府は、南部の難民キャンプにイスラエルのドローン攻撃があり、死亡したのは、ハマスメンバー2人だったと発表した。これもレバノンとの停戦違反に値するものである。
www.timesofisrael.com/israel-says-it-targeted-hamas-command-center-in-lebanon-strike/
