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イランデモ10日目:犠牲者は子供4人含む35人
1月6日時点で、イランでの反政府デモは、10日目に入った。デモは、首都テヘランはじめ、イランにある31州のうち27州の250か所以上に拡大している。経済問題で始まったデモは、明らかに政治的となり、反政府デモになっている。
これまでに子供4人を含む35人(デモ隊29人、治安部隊2人)が死亡した。逮捕者は1200人。(米基盤の人権団体調べ)
一方、イランの革命防衛隊に近いとされるメディアによると、警察官250人と、45人の衛兵が負傷したとのこと。
こうした中、トランプ大統領が、もしイラン政権が、デモ隊に暴力を続けるなら、アメリカが介入する可能性を示唆していた。そのトランプ大統領が、ベネズエラを攻撃し、イランとの同盟関係を維持して、経済的な助けになってきたマドゥロ政権が崩壊したということである。
今、ハメネイ師がモスクワへ亡命する可能性も出ており、1979年以来47年続いたイスラム政権が崩壊する歴史的な転換期を迎える可能性が語られるようになっている。
亡命中パーレビ皇太子:現政権は崩壊に向かっている
1979年にホメイニ師による現イスラム政権が、発足した際に、前政権のパーレビ二世国王とその家族は、アメリカへ亡命した。その息子、クロシュ・レザー・パーレビ元皇太子は、2025年6月に、イラン市民に現政権打倒を呼びかけていた。
その皇太子が、FOX ニュースのインタビューに応じていた。皇太子が現地から得ている情報によると、警察は治安部隊が、デモ隊の前で武器を置き、逆に反政府デモに参加する者もいるとのこと。
今のイスラム最高指導者ハメネイ師は、モスクワへ避難する用意をしているといった情報もあり、現政権はまもなく崩壊するだろうと皇太子は語っている。
パーレビ皇太子は、イランに、自由な民主国家を立ち上げる助けをする意向を表明し、そのゴールを目指してイランに戻る可能性も否定していない。
なお、パーレビ皇太子は、イスラエルにも好意的で、エルサレムを訪問した際には、ヤド・ヴァシェム(ホロコースト記念館)を訪問していた。
