イラン・ヒズボラの攻撃でイスラエルに甚大被害:1人死亡・2人重傷 2026.3.10

Damage to a classroom following a strike that hit a kindergarten in the central city of Ramle on March 9, 2026 (Ilia YEFIMOVICH / AFP)

イスラエルへの攻撃で市民1人死亡

イスラエル軍は、イランとレバノンのヒズボラへの攻撃を継続している。

イスラエル国内では、イランからの弾道ミサイル、クラスター爆弾、ヒズボラからのロケット弾攻撃が続き、主にイスラエル中部地域で、被害が出ている。

3月9日(月)には、深夜から朝にかけてイランからのミサイルの波が7回。夕刻に8回目があり、リション・レチオンでは、女性が負傷。オール・イェフダでは、建設現場にいた男性が1人死亡。2人が重傷となっている。

イランは、無差別に人を殺害するため、国際的に禁止されているクラスター爆弾を使っているため、その破片までは迎撃しきれないようである。

ヒズボラからのロケット弾攻撃もあり、ラムレで16人が負傷。1発は保育園に着弾し、施設が大きな被害を受けた。子供たちは、登園しておらず、無事である。

ラムレの近くには、イスラエル軍の内戦司令本部と衛生通信基地がある。ヒズボラは、それらを標的にしたと表明している。

イスラエルの国防当局は、イスラエル軍が、レバノンで、ヒズボラとの戦闘を進めているため、注意をそらすために、イスラエル国内への攻撃を増やす可能性があると警告を発している。

www.timesofisrael.com/hezbollah-missile-fire-wounds-16-damages-daycare-infrastructure-in-central-israel/

国内の様子:異常事態に馴染むしかない?

3月10日午後5時過ぎ(日本時間)のサイレン

イランとヒズボラの攻撃が続いているが、イスラエルでは、市場やカフェが再開するなど、日常生活を取り戻す動きがある。一部の学校では登校の再開も計画されている。

しかし、大学ではオンライン授業。大きな病院は、地下で業務を継続している。

www.hadassah.org/story/prepared-to-heal-even-under-iranian-threat?utm_source=toinewsletter&utm_medium=email&utm_campaign=rucrisis26

以下はエルサレム市内の様子(2026.3.9投稿)

エルサレムのマハネイ・ヤフダ(2026.3.8投稿)

空港では、8日(日)から、出国便も再開され、国内で足止めになっている外国人たちが、イスラエルから出られるようになっている。しかし、上記攻撃から、政府が認めていた搭乗人数200人を100人にすると急に変えたことから、空港では、揉める様子もあった。

www.timesofisrael.com/chaos-at-ben-gurion-airport-after-outbound-passengers-refused-boarding-due-to-war/

異常な日常に馴染んでいかなければならない。ついていけない人もいるだろう。主のあわれみを祈る。

なお、日本人観光客の27人は、そのガイドによると、日本大使館の手配で、バスで陸路、ヨルダンの首都アンマンに向かう。そこから日本へ出発する便の予約が取れたとのこと。皆元気で、祈ってくださった皆さん感謝と言われている。

まだ幕屋のグループもいるが、そちらの情報は不明。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。