イスラエルがイランへの攻撃を開始してから、7日目に突入した。イスラエルは手を緩めることなく、テヘランを中心にイランへの攻撃を続けている。
こうした中、6月19日午前7時15分(日本時間13:15)、テルアビブからハイファにかけての広範囲地域と、南部ベエルシェバ周辺でサイレンが鳴り続けた。
弾道ミサイル30発が、イスラエルに到達したもようである。
このうち1発はベエルシェバの病院を直撃。数十人が負傷。6人は重傷とのこと。
この他にもテルアビブ、ラマットガン、ホロンに着弾している。
以下は、ソローカ医療センターの様子
以下はテルアビブ・ヤッフォの様子

ベエルシェバは、ユダヤ人とパレスチナ人、べドゥインも共存する多様性が特徴の町である。
この病院には、ガザの病院と違い、軍の施設はいっさいない。ブソ保健相は、イランのテロ行為だと非難している。
カッツ国防相は、イランの最高指導者ハメネイ師の暗殺にも言及した。
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*イスラエルの迎撃ミサイルシステム:アローとアイアンドーム
イランから長距離でくるミサイルは、ハマスからのロケット弾の迎撃で活躍するアイアンドームでは迎撃しきれないとのこと。
長距離分に対して使われるのはアロー迎撃ミサイルである。アローが迎撃し損ねたものをなんどかアイアンドームでカバーしているのである。
これらは優秀ではあるが、50-100発が一気に飛んできた場合。100%カバーすることはできないとのこと。
