イランの弾道ミサイル着弾で子供1人負傷:米軍とヨルダン軍が一部UAV撃墜 2024.4.14 9:00

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イランの弾道ミサイルがイスラエルほぼ全土上空へ到達

日本時間午前8時少し前に、南部ベエルシェバ周辺からエルサレムも含む広範囲エリアで、断続してサイレンが鳴った。UAVより先に到達か?イランから推定12分でイスラエルに到達する弾道ミサイルである。

サイレンがなったエリア住民はシェルターにいるが、アラッドでは、ベドウィンの少女(10)が、ミサイルの破片で負傷して重傷となっている。この地域には、イスラエルの原子力施設があることも懸念される。

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サイレンは、エルサレムでも響いて、着弾か迎撃かの音が聞こえたとのこと。今の所、大きな被害の報告はない。サイレンは、エイラット、ガリラヤ地方、西岸地区でも鳴り響いた。

迎撃はイスラエル・アメリカ・ヨルダン・イギリスも準備と

弾道ミサイルは、戦闘機と、イスラエル軍がアロー、ダビデの投げ縄など迎撃ミサイルがフル稼働で、迎撃している。

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UAVも来ている。これまでの情報によると、シリアとヨルダンの国境付近にいる米軍が、イランのドローンを2機撃墜したとのこと。これに先立ち、ヨルダンは、イスラエルのエルサレム方面へ向かっているとみられるイランのUAVを、数十機撃墜したと報告していた。

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石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。