ヒズボラが大打撃を受ける中、シリアで反政府勢力がアサド政権を打倒。シリアで展開していたイランも撤退を余儀なくされた。その後、イスラエルが、48時間以内に、アサド政権の軍事インフラを80%破壊し、イランは、ヒズボラ復帰の経路も失った。
イスラエルと世界も今後イランがどう出てくるのか、神経を尖らせている。最も恐れることはイランが核兵器に向かうことである。そうした中、12月11日(水)、イランのハメネイ師が、アサド政権崩壊後初めて、声明を出した。
ハメネイ師は、アサド政権の崩壊は、アメリカとシオニスト(イスラエル)の策略によるもので、トルコもそれに関わっていたと、3国を非難したが、主な原因はアメリカとイスラエルだと述べた。
ハメネイ師は、それぞれの目的があるが、それらはシリア北部、南部の一部を占領しようとしている。アメリカは、この地域で影響力を拡大しようとしていると語った。
聴衆は、「アメリカに死を!イスラエルに死を!」と叫んでいる。その様子は、若干元気ない感じも・・・
#Iran's Leader: Some are attempting to seize territory in #Syria from north or south. US is seeking to strengthen its foothold in the region. The occupied areas of Syria will be liberated by Syrian youth. US will also be expelled from the region by the Resistance Front. pic.twitter.com/KyyLPqM449
— Iran Nuances (@IranNuances) December 11, 2024
なお、アメリカは、IS(イスラム国)対策として、シリア南部に駐留しているアメリカ軍をシリアに残留させると発表している。
www.timesofisrael.com/senior-white-house-official-us-troops-to-remain-in-syria-after-assads-fall/