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イランとの戦争に関係する反ユダヤ主義
アメリカ国内では、トランプ大統領が、イランとの戦争に膨大な時間と軍備、相当な出費をしている中、なぜアメリカが関わらないといけないのかという不満が出始めている。トランプ大統領は、これを否定する声明を出している。
アメリカは多様な国でもあるので、ハメネイ師が暗殺された時に、それを抗議するデモ、またユダヤ教正統派たちが、反ネタニヤフデモを行うなど、多種多様な動きもある。
www.ynetnews.com/article/bka5olyywl
こうした中、アメリカがイランを攻撃していることをユダヤ人に結びつける陰謀論的な反ユダヤ主義運動が見られている。
1)イランとの戦争にトランプ大統領をそそのかしたのは、ユダヤ教ハバッド派だとタッカー・カールソン氏

先月反ユダヤ・反イスラエル主義を明確に表明した右派のタッカー・カールソン氏は、ユダヤ教超正統派ハバッド派がトランプ大統領をそそのかして、イランを攻撃させたと非難。
その目的は、神殿の丘への攻撃を促して、第三神殿を建てることだと語った。
事実無根どころか、かなり無茶苦茶な感じである。
www.timesofisrael.com/tucker-carlsons-latest-baseless-conspiracy-blames-iran-war-on-chabad-movement/
2)ホワイトハウス前での「血の中傷」パフォーマンス
3月5日(木)、ワシントンDCのホワイトハウス前で、反シオニズム活動家らが、ネタニヤフ首相、トランプ大統領、政財界に小児性的虐待でスキャンダルを巻き起こしているエプスタイン氏(ユダヤ人)に紛争し、赤ちゃんを切り裂いて血まみれでそれを食べ、その血を飲むと言ったパフォーマンスを行った。
テーブルには、「サタン的エリート」「シオニスト・ワールド・プラン」と掲示されていた。これは、昔から欧米社会にある「血の中傷」を表すもものである。
血の中傷とは、ユダヤ人が、過越の祭りにキリスト教徒の子供を殺して、その血を使っているという全くの偽情報である。これが反ユダヤ主義の大きな原因になっている。また、ユダヤ人が世界を牛耳っているという、陰謀論も現れている。
このパフォーマンスは、初めてではなく、昨年11月、またそれ以前にも同じようなことが行われていた。
www.timesofisrael.com/anti-zionist-activists-stage-blood-libel-display-near-white-house/
石のひとりごと
第二次世界大戦の時代、ユダヤ人を悪魔視し、殺害することが正義のように考えられる動きになっていた。戦争はユダヤ人が画策したという事実無根の陰謀論に多くの人が影響を受けたからである。
まさに、今世界はその流れになっている。イランとの戦争が長引き。戦争が中東全体に拡大し、世界の経済や物流に影響が出てくれば、世界の目は、またユダヤ人陰謀、イスラエルの陰謀と言い始めるかもしれない。
同時に知っておくことは、今福音派クリスチャンが、聖書的土台から、イスラエルを指示しており、その福音派の支援に支えられているトランプ大統領のイラン攻撃を促したとの考えも出回っている。
反ユダヤ、反イスラエル運動が、反福音派につながっていくかもしれない。主につながりがない世界は、主に属する者全てを憎むことになる。そういう時代が近づいているということ。それはまたつまり、主の再臨が近いということでもある。
それぞれの置かれている場で、福音をこれまで以上に伝える時であり、伝えやすい時であるとも言えるのではないだろうか。
