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イランがUAV136機を発射
いよいよイランが動き出した。イスラエルのメディアは、13日23:00台(日本時間14日朝5:00台)に、イランが136機のUAV(無人機)をイスラエルに向けて発射したと報じた。その後、第二波、さらに第三波のUAVが、続いて発射されたとのこと。
イスラエルとイランは1000キロ離れているので、イスラエルに到達するまで数時間かかるが、第一波が数時間(日本時間午前8―9時)に迎撃範囲内に入る可能性がある。
以下はイラク上空を通過するUAVの様子
Israeli Army confirms Iran launched dozens of suicide drones (at least 50) ~one hour ago.
Visual confirmation Shahed-136 kamikaze drones are curently flying over Iraq. pic.twitter.com/XTQznbmTJQ— Qalaat Al Mudiq (@QalaatAlMudiq) April 13, 2024
イスラエルでは、0:30(日本時間6:30)から領空を閉鎖して備える。エルサレムに在住する人によると、すでに、迎撃する戦闘機が発進したのか、上空でその音が聞こえているとのこと。
防衛専門家のアモス・ヤディン氏によると、イランのUAVは、1機につき20キロの爆弾を搭載しているとみられ、普通のシェルターでも十分安全を確保できると語っている。IDFは、国民に指示に従うようにと伝えている。なお、全国の学校は休校になっている。
イランは、攻撃はダマスカスで領事館、つまりはイラン領内がイスラエルに攻撃されたことへの反撃だとの声明を出している。
なお、これに先立ち、イランは、ホルムズ海峡を通過中のイスラエル人所有(ポルトガル戦績)を拿捕した。船はイラン方面へ連行されている。
ネタニヤフ首相から国民へ
ネタニヤフ首相は戦時内閣を招集。
国民に対し、「イスラエルはいかなるシナリオにも対処できるよう、準備している。アメリカが共に立っていることに感謝する。
イギリスやフランスなど、多くの国も同様だ。IDFの指示に従うように。私たちは共に、神と共に、的に打ち勝つだろう。」と語った。
ヨーロッパ在住ユダヤ人も厳戒態勢
Times of Israelによると、ヨーロッパのユダヤ人も、厳戒態勢に入ったとのこと。ヨーロッパでは、最近イラン関係組織によるユダヤ人攻撃が、増加していたため。