2日、ペレス大統領が正式にネタニヤフ首相を次期首相と認め、連立形成にむけた交渉を委任。本格的な交渉が始まった。
注目は獲得票2位の「未来がある党」のラピード党首をどう扱うか。社会及び政治体制の構造改革を求める市民の幅広い支持を受けているため強気である。連立加入にむけて、かなり多くの条件を提示しており、ネタニヤフ首相には頭の痛い相手。
もう一つの焦点は、「ユダヤの家党(極右)」また「宗教政党シャス」を入れる(入る)のかどうか。ユダヤ教正統派の青年も徴兵する法案がどうなるかを左右する重要ポイントである。
なお、「ユダヤの家党」は日曜日を休日にする案を連立条件に含めるもよう。土曜は安息日で商業施設が閉まっているが、日曜が休みになれば、市民はショッピングや映画を家族で楽しむことができるというもの。
<新議員初登庁>
3日、新国会メンバー120人が初登庁した。今回は新顔が49人に上り、喜びの議員1日目となった。