イスラエル軍がシリアの空軍基地を攻撃・壊滅 2013.11.1

昨日、シリアのラタキアにある空軍基地で大きな爆発があり、基地は壊滅的になったと、ドバイのメディア、アル・アラビアが伝えた。最初は地中海からの砲撃と伝えられたが、レバノン系のメディアは、イスラエル空軍機を目撃したとの情報を伝えた。

いつものように、イスラエルはノーコメントだったが、オバマ政権は、CNNを通して、「イスラエルが、ヒズボラに搬入されるとみられる高度なミサイルSA-8を破壊した」と発表した。なぜアメリカがこの情報を公開したのかは不明。

*ところで、シリアですすめられている化学兵器の処理だが、OPCW(化学兵器禁止条約機構)は、最初の期限11月1日までに、化学兵器製造工場を破壊するという目標が、一応完了したとの評価を発表した。

ただし、アサド政権が申告した化学兵器工場23個所のうち、2個所は戦闘が激しく、アプローチできていない。今後は、この2つと、現存する化学兵器の処理作業に入る。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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