アメリカのTVに、America got talent という人気番組がある。世界中からいろいろな才能の持ち主が集まって、それを披露する場である。
日本からも女子学生のダンスグループ、アバンギャルディや、“I am wearing pants”と言いながら、ヌードであるかのように見せる、”とにかく明るい安村さん”さんが、大変な人気をとった。
その舞台に17日、イスラエル人とパレスチナ人のエルサレム・ユースクワイヤが出演。紛争中の両者の若者が、一緒になって、完璧な合掌を披露した。歌った歌は、フィリップ・フィリップの「Home」。歌詞の内容は以下のような内容。
”今、知らない道を行こうとしているから、僕に捕まっていて。僕たちを取り巻いている波は強い。でも一人じゃないことを知ろう。おちつけばわかってくる。悪魔のいうことに耳を傾けるな。それはあなたを恐れでいっぱいにするから。
問題があなたをひきずりおろすかもしれない。迷ってもあなたを見つける人がいる。あなたは一人じゃない。ここをあなたの家にするから。”
審判も聴衆も感動し、グループは100万ドルを獲得した。
出演していたイスラエル人女性は、「私たちは共に歌を歌い、語り合って、一歩進みだしている。正義と自由がある、互いに受け入れ合う、すばらしい未来を作ろうとしている。」語っている。
賞金はどう使うのか聞かれると、「このように、違いを超えて出逢える場をもっと作って現状を変えていきたい。」と語った。
The Jerusalem Youth Chorus brings unity and harmony to @AGT! 🎶✌️ #AGT #AGTAuditions pic.twitter.com/tF236qptlJ
— AGT Auditions (@AGTAuditions) July 17, 2024
石のひとりごと
青年たちは、皆同じように見え、だれがイスラエル人かパレスチナ人か、わからない。結局は、同じ地域に住む人々である。この若い人たちのために、大人たちはなんとか平和な未来を実現したいと思わないだろうか。。
イスラエル人とパレスチナ人。エルサレムの平和は、本当は実現可能なのではないかと思わされる。