先週、EUが、イスラエル政府から再検討の要請があったにもかかわらず、入植地との関係を絶つボイコットの具体計画を公表したことに対し、イスラエルが対抗処置をはじめている。
25日、ヤアロン国防相が、EU関係者のガザ地区ならびに西岸地区(Cのユダヤ人地区)への通行を拒否するようイスラエル軍に指示。これにより、EU関係者数人が、ガザ、西岸地区に入れず、足止めとなっている。
ただし、これはEUに直接関わる者のみで、EU”加盟国”からの担当者には通行を許可しているという。
この対抗処置について、イスラエルからEUへの正式な説明はないということで、EU外交担当アシュトン氏は、懸念を表明している。