7月13日(日)に始まった、シリア南部スウェイダでのドルーズとベドウィンの紛争。シリア暫定政府軍が介入して、ドルーズを虐殺しているとの情報がもたらされた。
このため、イスラエル在住のドルーズがイスラエルに支援を要請し、イスラエル軍が介入。
ダマスカスへの攻撃にまで発展したが、5日後にスウェイダのドルーズとシリア暫定政府が停戦に合意。暫定政府軍はスウェイダから撤退した。
しかし、その後、スウェイダでは、ドルーズとベドウィンの激しい戦闘状態となり、死者は増加していった。
イスラエルも介入しているとみられる中、シリア暫定政権軍もスウェイダに戻ると表明。イスラエルとシリアの衝突になる可能性も懸念されていた。
しかし、その後、在トルコ米大使で、暫定シリアへの米代表特使も担当するトム・バラック氏が、イスラエルとシリアは、対立しないことで合意したと発表した。
www.timesofisrael.com/israel-and-syria-have-agreed-to-ceasefire-announces-us-envoy/
バラック氏が、Xに投稿したところによると、この合意は、アメリカのルビオ国務長官と、トルコ、ヨルダン、名前は非公開の中東国々の後押しがあるとのこと。
シリア大統領府によると、スゥエイダには、シリア暫定軍が駐留して、混乱を沈静化する。イスラエルもこれを認めたとのこと。
ドルーズがどう言っているかは不明。
