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イスラエルがテヘランの政権・軍地下拠点大規模攻撃
イランへの攻撃が始まってから7日目、3月6日(金)、テヘランでは、イスラエル軍がこれまでになかったほどの大規模な空爆を実施した。
戦闘機50機が、地下深くにあった故ハメネイ師のシェルターに爆弾100発を投下。シェルターは崩壊したとイスラエル軍が発表した。
このシェルターは、イラン政権上級指導者たちが集まる施設のさらに下にある、いわば、政権の心臓部であり、これ以上安全な場所はないとみられる場所である。当然、その上の施設も破壊された。
この攻撃では、イランの最高指導者代理参謀総長のアスガル・ヒジャジと、上級指導者ら8人が死亡したと報じられている。
先のハメネイ師暗殺と、これほどの攻撃が実現した背景には、世界最高頭脳とも目されるイスラエル軍情報局8200部隊と9900部隊が、数年かけて情報収集し、この施設のマッピングをしていたことが功を奏したと報じられている。
その後も攻撃は続き、最終的には、イスラエル軍戦闘機80機が爆弾250発を投下して、複数の重要なイラン軍拠点、地下弾道ミサイル工場、ミサイル保管庫、IRGC戦闘員育成の軍事大学も破壊した。テヘラン市内の空港も攻撃を受けていた。
なお、これに先立ち、イスラエル軍は、すでに、イランの大統領府、最高国家安全保証局本部も空爆で破壊している。
この日は、テヘランへの攻撃に加え、イスラエルはこの日、イラン西部への空爆も行っており、そこでも弾道ミサイル発射地や、武器倉庫など軍事関係400地点を攻撃、破壊していた。
こうした中、イラン軍に徴兵された兵士たちが、ハメネイ師が暗殺されて以来、イラン軍、IRGC?の指揮官が任務を放棄して、軍内部は混乱しているとメディアに語っているとエルサレムポストが伝えている。
イラン兵士の中には、イスラエルやアメリカの空爆を恐れて、基地の外で過ごしている者もいるという。
トランプ大統領がイランに無条件降伏呼びかけ

明らかにイスラエルとアメリカが優勢な様相だが、加えてアメリカが、3隻目となる空母ジョージH.W.ブッシュを中東に派遣したとFOXニュースが伝えている。
www.timesofisrael.com/liveblog-march-07-2026/
www.jpost.com/middle-east/iran-news/article-889107
こうした状況を背景に、トランプ大統領は、6日(金)、イラン政権に無条件降伏を呼びかけた。アメリカが、「無条件降伏」という言葉を出すのは、相手方がもはや、アメリカにはなんの脅威ででもないことが、自他共に明白になった時だという。
先にルビオ国務長官は、戦争はあと4―6週間続くとの見通しを語っていたが、イスラエルでは、今の攻撃の波が、最終の波になることを期待する声が聞こえている。

しかし、イランが白旗を上げる様子はない。IRGCは、「ホルムズ海峡で、アメリカを待っている」と脅迫的な発言をした。
またペゼシュキアン大統領は、「アメリカは、無条件降伏の要求を自らの墓へ持っていくべきだ」と述べた。
