昨年11月、イスラエルとヒズボラは、停戦に合意している。ヒズボラは、正式には、イスラエルとの国境から30キロ以北にまで下がることになっている。
レバノン南部は、レバノン軍が管理して、もしヒズボラがいた場合は、取り締まることになっている。しかし、結局、十分なことはできていないので、イスラエル軍は、自ら、ヒズボラ残党や、その武器関連施設などに目を光らせ、時々、それらを標的にした攻撃を行っている。
それでもヒズボラは、レバノン南部で、精鋭部隊を再編し、戦力を増強する動きに出ているという。7月15日(火)に、イスラエル軍は、レバノンのベッカー高原で、それらを標的にした大規模な攻撃を実施した。
シリア難民のキャンプ地域も標的になっていたことから、シリア人7人を含む12人が死亡。8人が負傷したと、レバノン国営放送が伝えている。
イスラエル軍によると、攻撃した地域には、ヒズボラの精鋭ラドワン部隊の軍事施設があり、イスラエル国内でのテロ攻撃に向けた訓練場と武器庫を破壊したとのこと。
先日、シリアで、アサド政権時代からの武器3トン分を発見していたが、レバノンのこの施設とつながりがあった可能性もあるとのこと。
⭕️NOW: The IDF is striking Hezbollah’s “Radwan Force” terror targets in the Beqaa region of Lebanon.
IAF fighter jets, guided by the Intelligence Directorate and Northern Command, are targeting military compounds used to train Hezbollah terrorists for attacks against Israeli… pic.twitter.com/phn8hC8vHx
— Israel Defense Forces (@IDF) July 15, 2025
