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イスラエル軍がイエメン首都サナアを攻撃
イスラエルは、8月24日(日)、イエメンの首都サナアの大統領官邸、燃料貯蔵所、発電所つきの軍事施設を標的とした大規模な攻撃を行った。フーシ派によると、これにより、4人が死亡。67人が負傷した。
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فيديو متداول يظهر ما قيل إنه قصف إسرائيلي على محطة شركة النفط في صنعاء#south24 pic.twitter.com/0Iv0bQN7cy— South24 | عربي (@South24_net) August 24, 2025
イスラエル軍は、この攻撃は、フーシ派の弾道ミサイルと爆発性ドローンによる攻撃に対する反撃だと発表した。
なお、攻撃した大統領官邸に大統領が住んでいるわけではなく、フーシ派が軍事施設の一部として使っており、一部地元メディアによると、ここ数年は、放置状態にあったとの情報もある。
イラン傀儡のフーシ派は、イエメンの貧しさの中、ガザのパレスチナ人に同調するとして、イスラエルへのミサイルやドローンによる攻撃を、いまだにしつこく、しつこく続けている。イスラエル人は、その度に、シェルターに駆け込まなければならない。

イスラエルももう何度も反撃して空港を破壊するなど大規模な攻撃にもなっていた。それでもまだフーシ派は、「アメリカに死を、イスラエルに死を」と言いながら攻撃を続けている。
最近では、3月にイスラエルがハマスへの攻撃を再開した際、フーシ派は、イスラエルにまで届かなかった分も含めると、弾道ミサイル71発、ドローン23機を発射していた。
最新の攻撃は8月22日(金曜)夜に弾道ミサイルを発射した。このミサイルに初めてクラスター爆弾が装着されいぇおり、迎撃した際に、一部が住宅に着弾した。幸い住民は、強化シェルターに入っていたので無事だった。これを受けて、イスラエルは、サナアへの大規模な攻撃を実施したということである。

ネタニヤフ首相は、「我々を攻撃する者はだれであろうと反撃する。
イラン傀儡のフーシ派は、イスラエルへの攻撃で、代価を払うことになると知っているが、今もそれを学んでいる」との声明を出した。
イエメンの飢餓状態
イエメンのフーシ派が、イスラエルに高度な弾道ミサイルを発射し続けているが、そのイエメンは、世界での最悪レベルの飢餓大国である。
今ガザの飢餓で話題になっているIPCは、イエメンについて、495万人がフェーズ3以上、150万人がフェーズ4以上としている。地図をみると、フーシ派がいる地域以外が、食料不足に陥っている形である。
www.ipcinfo.org/ipc-country-analysis/details-map/en/c/1159646/
news.un.org/en/story/2025/06/1164776
石のひとりごと
ハマスもそうだが、イラン傀儡の反イスラエルを掲げるテロ組織は、自分の周囲にいる市民など、まったくどうでもよいと言うことが、イエメンからもわかることである。
今回出ていたフーシ派の写真に写っている男性の顔は、なんとも悪霊の気配を感じた。それにしてもなぜそこまでイスラエルの存在を嫌うのか。その一点からだけでも、聖書の神の名がつけられている国だからとしか考えられないわけである。
