本日12月19日(木)夜中2時半ごろ、イエメンのフーシ派が、イスラエルに向けて弾道ミサイルを発射した。フーシ派からの攻撃は、今週に入ってから2回目である。
テルアビブ周辺シャロン平原広範囲にサイレンがなり、避難所へ駆け込む時に負傷(軽傷)した人やショックに陥る人も発生した。
ミサイルそのものは、アロー迎撃ミサイルが撃墜したが、破片が、テルアビブ東部、ラマットガンの学校に落ち、建物や車にかなりの損害を与えた。しかし、幸い、夜中だったこともあり、死傷者は出なかった。
この攻撃の後、フーシ派幹部ナスルディン・アメルが、「シオニストに安全な場所はない」とXに反抗を認める投稿を出した。
この後、イスラエル軍は、戦闘機で2000キロ離れた、イエメン本土への激しい空爆を行った。
この攻撃で、ホデイダ港を含む西海岸の3つの港が破壊され、機能不全に陥っている。
また首都サナアの石油エネルギーインフラを空爆し、9人が死亡。この他、内陸にあるフーシ派の軍事施設への激しい空爆を実施した。
イスラエルが、イエメン本土を攻撃するのは、9月以来、2回目で、今回の攻撃は、すでに計画されていたもので、戦闘機部隊は数週間、待機状態だったという。
イスラエルのハガリ報道官は、声明を出し、フーシ派は、ガザでの戦闘が始まって以来、ミサイルやドローンを何百発も発射してきたが、それがまた起こったと表明。
イランを背景に、フーシ派は、イスラエルだけでなく、アカバ湾で国際社会のタンカーや商船への攻撃を行い、国際法に違反している。
フーシ派は、地域の治安と平和にとっての脅威であると述べ、イスラエルは自国民を守るためには、躊躇はしないと釘を刺す声明を出した。
石のひとりごと
この件の情報はまだ始まりなので、今後どうなっていくかはわからない。しかし、ハマス、ヒズボラ、シリア、イラン、フーシ派と、戦闘は拡大している。
これから、もし、フーシ派をも弱体化できれば、しばしは平穏が戻るかもしれないが、逆に、中東全体が戦乱になる可能性も否定はできない。
以前、エルサレム祈りの家スカット・ハレルのリック・ライディング牧師は、サタンは、まだその時でない(黙示録10:6)のに大戦争を起こして、イスラエルを含め、中東で、救われるはずの多くの人々を殺そうとすると言っていた。
まだ主が定められた時でないなら、この戦闘を鎮め、中東にリバイバルが起こるよう、祈ってほしいとのことであった。