9月7日(日)、イエメンのフーシ派が発射したドローンが、イスラエルの防空網を突破して、領内に入り、南部のラモン空港ターミナルに着弾した。安症で搬送された。
空軍によると、ドローンは、危険物として認識されなかったため、領内に侵入し、サイレンもならなかったという。これにより、男性(63)が破片にあたって軽傷を負った他、数人が急性不安症で搬送された。
イスラエル軍は一時上空を閉鎖したが、数時間後には、通常に戻った。ラモン空港は、最南端エイラットに近い空港で、国際空港ではあるが、発着はほぼすべて国内便である。
フーシ派は、イラン枢軸の一つで、2023年10月7日以来、ハマスに同調するとして、「イスラエルに死を。アメリカに死を」と言いながら、イスラエルに弾道ミサイルを発射している。
紅海を通過する世界商船への攻撃もあり、アメリカとイギリスがフーシ派を攻撃。2024年7月にフーシ派のドローンがテルアビブに着弾し、1人が死亡して以来、イスラエルも攻撃を行った。
以来、何度か、サナアへの攻撃に踏み切っており、最近では、8月30日にサナアへ攻撃し、アハメド・ガレブ・ラフウィ首相と軍幹部たちを殺害した。今回の攻撃はそれから1週間後ということになる。
イスラエルからイエメンは1800キロ離れているが、イスラエルはおそらく反撃すると思われる。
