東京都内の図書館で、アンネ・フランク関係の書物が300冊にわたって破られた事件。東京のイスラエル大使館は、杉並区などにアンネ・フランクに関連する書籍300冊を寄贈した。
イスラエル大使館からだけでなく、一般の日本人からも、140冊以上のアンネ関係書籍が多数寄贈されている。うち137冊は「杉原千畝」を名乗る人物だったという。
朝日新聞によると、イスラエル大使館に届けられた謝罪の電話や手紙は1000件を超えるという。イスラエルのルツ・カハノフ中日大使は、「日本人の暖かい反応を得られ、犯人の意図とは逆の結果になった。」と語っている。