アロン・オヘルさん退院 2025.10.25

From left to right: Prof. Noa Elyakim Raz, director of the returnees' department at Rabin Medical Center, Alon Ohel, Avivit Zetelman, head nurse in charge of the returnees' department, and Prof. Gil Salsman, head of the mental health care team at Rabin Medical Center's returnees department. (Courtesy of Guy Yehieli)

ガザから生還した元人質の1人、アロン・オヘルさん(24)が、10月24日(金)、病院から退院。ノバ・ミュージック・フェスから拉致されてから、2年ぶりに故郷、北部のラボンへと向かった。

アロンさんの右目はガーゼで覆われている。破片による負傷で、右目は視力を失っていると言われている。医師は将来、視力を回復するための手術を計画しているとのこと。

ラボンでは、イスラエルの旗を振って、興奮した住民たち、子どもたちに迎えられていた。アロンさんは、ガッツポーズと笑顔で応答している。アロンさんは、人々の深い愛に感謝を表明。人々の愛が、地下50メートルのトンネルにまで、届いていたことを伝えたいと語った。

アロンさんは、リハビリをしながら、少しずつピアノに向かうと言っている。

www.timesofisrael.com/released-hostage-alon-ohel-returns-home-to-cheers-by-supporters/

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。