ガザ北部やその他の地域からは、ガザ市民の悲惨な様子が伝えられている。その最大のメディアが、カタールに本拠地があるアルジャジーラである。
イスラエルは、4月、イスラエルに対する先導行動を煽っているとして、エルサレムオフィスを閉鎖させた他、9月には、西岸地区のラマラのオフィスも45日間閉鎖を命じた。
今回は、アルジャジーラの記者6人が、ハマスとイスラム聖戦の工作員であると発表。その名前と写真も発表した。
6人は、アナス・アル・シャリフ(ハマスのロケット発射隊長など)、ホッサム・シャバット(ハマスの狙撃兵)、イスマイル・アブ・オマル(ハンユニスのハマス訓練中隊指揮官)、タラル・アル・アローキ(ハマス大隊指揮官)
アシュラフ・アル・サラージ(イスラム聖戦隊員)、アラー・サラーメ(イスラム聖戦の宣伝部長)
この他、人事表や、電話帳、給与明細に至るまでの文書を公表。イスラエルは、アルジャジーラがハマスのプロパガンダを担っていると非難している。
また24日(木)、ガザで押収した、アルジャジーラとハマスの協力を明らかにする書類も公表した。
文書では、ハマスが、アルジャジーラにハマスを批判しないよう要請しているものや、ロケット弾発射失敗の隠蔽要請などである。
石のひとりごと
イスラエルは、UNRWA、アルジャジーラと、ハマスとの癒着を次々に明らかにしている。しかし、それで世界が動くだろうか。
世界は理論でなく、ただイスラエルが悪いという先入観でいっぱいに見えるので、これがどこまで功をそうするかは、残念ながら不明な感じがする。。