アメリカ司法省がハマス指導者ら6人を犯罪で告訴
10月7日、ハマスに残虐に殺された1200人のうち、40人以上はアメリカ国籍の人だった。
また先週、殺害された人質6人のうちの一人、ハーシュ・ゴールドバーグ・ポーリンさんは、アメリカ国籍である。この問題にアメリカは他人事ではない。
アメリカは1997年の時点で、ハマスを国際テロ組織と指定している。
加えて、アメリカ司法省は、3日、10月7日のイスラエルへの侵入と虐殺について、ハマスの指導者ヤヒヤ・シンワル含むハマス指導者ら6人を犯罪者として刑事告発したと発表した。
アメリカは、水面化では、この2月にハマスの告発する件が、案件にあがっていたという。当時は実施されず、ハーシュさんの殺害を受けて、今実施された形である。
起訴状には、ノバ音楽フェスやキブツへの攻撃と虐殺から、起訴するが38ページにわたって明記されている。
その項目は、外国のテロ組織に共謀支援を共謀、アメリカ市民の殺害に共謀、大量破壊兵器を使用して殺戮を実施した件などである。訴えはまた、イランとヒズボラが、ハマスに武器支援したことも訴えている。
訴えられた6人は、シンワルと、カタール在住のカリード・マシャアル、ベイルート在住のアリ・バラカ。
既に暗殺で死亡したイシュマエル・ハニエ、ハマスNo2だったマルワン・イサ、モハンマド・デイフである。
3人がすでに死亡しているので、象徴的な動きではないかとも言われているが、アメリカ司法省は、この告訴が最後ではないとしており、今後も起訴は続くと示唆している。
たとえば、将来、カタールにマシャアルの引き渡しを求めるなども考えられるとのこと。
www.ynetnews.com/article/skwrg8s2r
今回の刑事告訴が、アメリカの司法省からの公式発表であったことから、今後、ハマスの犯罪を明確にしていく重要な一方になると、エルサレムポストは期待を表明している。
www.jpost.com/israel-hamas-war/article-818647
なお、この動きに先立ち、イスラエルのカッツ外相は、全世界のイスラエル大使館に、6人を殺害したハマスの犯罪に対し、各国に行動を起こすことを要請するよう指示していた。