トランプ大統領は、各国との相互関税について交渉をしていたが、まだ大統領署名をしていなかった。本日になり、ようやく70カ国分について、署名を終えた。新たな関税は、8月7日に発動となる。
新しく発動される関税の最高はシリアの41%で、最低はイギリスなどの10%。日本を含む半数以上の国は15%で、イスラエルも15%が課されることになる。4月の時点では17%だったので、2%下がったことになる。
アメリカのイスラエルに対する貿易赤字は、約340億ドル。イスラエルからアメリカへの輸出は約200億ドルだが、アメリカからイスラエルへの輸出は約130億ドルとのこと。
しかし、アメリカの関税は、サービス業には適応されない。このため、イスラエルがアメリカに輸出している主要産業である、ソフトウエア開発技術や、サイバーセキュリティ、研究コンサルなどには全く影響が出ない。
今回の15%の関税は、イスラエルにはあまり影響がないようである。
