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アメリカとイランの関節交渉:2回終了・来週3回目へ

2月6日(金)、オマーンの首都、マスカットの宮殿で、アメリカのウィトコフ特使、クシュナー顧問と、イランのアラグチ外相が、間接的な交渉を2回に分けて行った。
アメリカ代表とイラン代表が、宮殿の中の別部屋に待機し、オマーンのアルブサイディ外相が、それぞれの話を取り次ぐ形でのシャトル交渉である。交渉後は、それぞれホテルに移動している。
アメリカは、現在、強力な海軍をイラン周辺に待機させる中で、イランとの交渉に臨んでいる。さらに、今回の

交渉では、CENTCOM(米中央軍・中東アジア担当)の総司令官ブラッド・クーパー長官を、軍の正装姿で同席させていた。
外交の場に軍長官が同行するのは、アメリカでは史上初とのことで、イランにさらなる圧力をかける目的があったともみられる。
これについて、イランのアラグチ外相は、交渉はあらゆる圧力がない状態での対話になるべきだと語っていた。

交渉の内容については、アメリカが、弾道ミサイルや、イラン傀儡組織支援問題、イラン国内の反政府デモへの対応など、他の項目も交渉に挙げているのに対し、イランは、核問題に限ると主張していた。
これまでに明らかになったところによると、イランは、核兵器レベルに必要なウランの濃縮停止は拒否したとのこと。
しかし、まだ交渉には応じる姿勢を続けており、来週、交渉が再開される予定である。とはいえ、ウラン濃縮停止を拒否した今、いったい何を話し合うのかは不明。
オマーンのアルブサイディ外相は、交渉の後、「両者は真剣であり、それぞれの考え方を明確にすることで、合意にいたる可能性がある点を探すよいスタートになった」とXに投稿していた。
アメリカのルビオ国務長官は、「イランとの交渉で何か成立することがあるとも思いにくいが、本当に無理なのかどうか、それを知るためにも交渉する」と語っている。
ネタニヤフ首相は、この交渉が行われる前日に治安閣議を招集。閣僚たちには、アメリカが攻撃する際は、相当なことになると予想されるとして、アメリカとは非常に緊密な連絡を取っていると伝えたとのこと。
石のひとりごと
イランを攻撃するかどうか。トランプ大統領がどう決めるかである。それによっては、イスラエルはじめ、中東全域を巻き込む戦争になる可能性もある。こんなことが一人の人の決定にかかっているとは、なんとも異常事態である。
しかし、神である主の支配下にないものはない。多くの人が滅びることがないよう、主の憐れみを祈る。
人の心には多くの計画がある。しかし、主のはかりごとだけがなる。(箴言19:20)
