イランの核兵器開発が進んでいるとの懸念が広がる中、イスラエルとアメリカがテヘランの核施設を攻撃する可能性が出る中、3月4日(火)、イスラエルとアメリカの空軍は、合同演習を行った。
演習には、アメリカのB52爆撃機と、イスラエルのF15,F35の戦闘機が参加していた。イランに警告するメッセージが込められていたとみられている。
イランは、ロシアと軍事関係を拡大しており、この1月には、プーチン大統領が、イランのペセシュキアン大統領をモスクワに招いて、20年間の戦略的パートナーシップに署名していた。
その背景の中で、ウクライナ問題への取り組みロシアを非難しないトランプ大統領をプーチン大統領が評価し、核兵器に関するアメリカとイランの交渉を仲介すると言いはじめている。
これをアメリカがどう対処するかだが、イスラエルとしては、アメリカが、イランとの交渉ではなく、攻撃の方に動くことを期待している。
どこにおいても、トランプ大統領が、鍵的な存在になっていることに驚かされる。