アムステルダムでは、11月7日(木)、イスラエルのサッカーチーム、マカビー・テルアビブのファンたちが、アラブ・イスラム教徒からなる暴徒の襲撃を受ける事件が発生。現場周辺にいたイスラエル人たちは、イスラエルからの救援でほぼ帰国している。
しかし、その後11日(月)、市内がまだ緊急事態宣言にある中、アムステルダム市内の広場で、再び数十人が、「ユダヤ人は癌だ」などと、反ユダヤ主義のスローガンを叫びながら路面電車に火をつけた。
幸い、路面電車は空だったので、負傷者は出なかった。暴徒と警察が衝突し、新たに5人が逮捕者された。
Amsterdam vanavond.
Ze roepen “Kankerjoden!”. pic.twitter.com/YlO1lV65DB
— Geert Wilders (@geertwilderspvv) November 11, 2024
オランダの警察は7日の暴行で63人を逮捕したが、59人はすでに釈放されており、4人だけが勾留されていた。これまでに逮捕されたのは、18-37歳の男性ばかりとのこと。
オランダのショフ首相は、これを純粋な反ユダヤ主義暴力だと非難し、アムステルダムの市長、この件に関する特別調査チームを結成したと伝えられている。
しかし、イスラエルのサル外相は、逮捕者が少なすぎるとの声明を出した。