ロシアが、国内のユダヤ機関について、自国民の情報を他国に流しているとして閉鎖に追い込む裁判を表明していた件。第一回目の裁判は30日延期されて9月19日開催予定とされていた。しかし、ロシアとユダヤ機関の間で、交渉が続けられる中、再び30日延期され、裁判は10月19日の予定となった。
この件については、元ユダヤ機関長官だったヘルツォグ大統領もプーチン大統領とこの件について、話し合い、希望的な観測を語っていたのであった。
www.timesofisrael.com/jewish-agency-trial-in-moscow-postponed-again-leaving-groups-fate-unclear/
こうした中、エルサレムポストによると、これまでは、イスラエルのユダヤ機関に移住希望者の情報を送って、移住手続きをしていたところ、9月14日以降、希望者の情報は、イスラエルに届かなくなっているという。
手続きをロシア国内のユダヤ機関が行えるよう、特にロシア過疎地からでも申し込みができるように、コールセンターを設置するなど、システムの改革をすすめられている。これにより、より多くのロシア系ユダヤ人がイスラエルへ機関できるようになると期待されている。
しかしながら、ロシア情勢は、緊張しており、いつどう変わるかわからない。扉が空いているうちに、ユダヤ人ができるだけ早くイスラエルに帰還できるよう、とりなしを続ける必要には変わりはないだろう。