人質男性3人が解放されると、イスラエルは、パレスチナ囚人369人を釈放した。このうち36人は、イスラエル人を殺害したテロリストで、終身刑に服している36人が含まれている。
人質1人あたり100人以上の解放であり、これまでで最大となった。
ハマスが、イスラエル人の人質に悪質な土産を持たせていることに対し、今回、イスラエルの名務所局は、ダビデの星とイスラエル国防省のロゴと、アラビア語による「我々は許さないし、忘れない」と書き込んだシャツを着せて送り出していた。
釈放先は、10人がヨルダン川西岸地区(おそらくラマラ)、1人が東エルサレムだった。
西岸地区へ釈放されたハッサン・アウェイス(47)とその兄弟(54)は、殺人などの罪で終身刑。これまで23年間投獄されていた犯罪者だった。
ガザから逮捕されていた333人はガザへ釈放された。ガザでは到着後、解放された囚人が、ダビデの星入りのシャツを燃やす様子が伝えられている。
שורפים את החולצות שהשב"ס נתן לאסירים הפלסטינים שהשתחררו pic.twitter.com/9fL8JKWhdq
— roi kais • روعي كايس • רועי קייס (@kaisos1987) February 15, 2025
今回も、イスラエル人を殺害したテロで終身刑となっていた36人が釈放されたが、その中で、特に注目されるのは、2000-2005年の第二インティファーダに関係した者たちで、イスラエル人12人を殺害して、終身刑13回のアフマド・バルグーティが含まれている。
アフマドは、イスラエルの刑務所にいながら、パレスチナ人の間で人気が衰えないマルワン・バルグーティに近い人物で、2002年に共にイスラエルに逮捕されていた。
このように特に悪質な犯罪者25人は、エジプト経由で国外追放となった。
One of the Palestinians set to be released tomorrow is Ahmed Taleb Barghouti, a commander of the Al-Aqsa Martyrs’ Brigades in the Ramallah region and a close confidant of Marwan Barghouti. He was arrested by Israeli forces in 2002 and sentenced to 13 life terms. Now, after more… pic.twitter.com/Juf3nluyp6
— Drop Site (@DropSiteNews) February 14, 2025