6日、ヘブロンで駐留しているイスラエル軍に対し、パレスチナ人たちが投石するなどの攻撃。これに対し、イスラエル軍は、催涙弾で対応するなど、かつてのインティファーダ(民衆石投げ蜂起)の様相となった。
調べによると、イスラエル軍と衝突を起こしているパレスチナ人は、いずれもハマス支持者。西岸地区ではハマス支持者が増えているもよう。
イスラエル軍によると、雲の柱作戦以来、西岸地区でのこうした衝突が急激に増えている。また国連総会でパレスチナが「国」との認識を得た後にも、こうした事件が増えるとみて警戒しているという。
西岸地区では13日も、パレスチナ人がイスラエル軍のジープに車ごと衝突し、ジープは横転。はい出てきた兵士に向かって、「アラーこそ神」と叫びながら斧で襲撃、2人を負傷させた後、その場で射殺されている。
<ガザ地区でハマス25周年-パレスチナから追放されていたマシャアル政治部長官もガザ入り>
国連総会で「国」の認識を得たパレスチナ自治政府(ファタハ)だが、ハマスとの和解を目指している。ハマスも、創立25周年を迎え、明日の式典にファタハをガザへ招待。ファタハも出席する予定。
7日、パレスチナ地域から追放され、イスラエルからの暗殺未遂も経験しているハマス政治部門長官のカリッド・マシャアルが、45年ぶりにガザ入りを果たした。