今回のガザでの作戦は当初「雲の柱作戦」と呼ばれていた。ところが2日目移行、英語表記の場合「防衛の柱作戦」という名称に変えられた。よく調べると、ヘブル語表記は「雲の柱作戦」のままだった。
「雲の柱」という名称は、聖書の出エジプト記で、イスラエル人がエジプトから出てきたときに主ご自身が昼は「雲の柱」となり、夜は「火の柱」になり、彼らを導いたというところからとられている。(出エジプト14:19-24)
イスラエル人にとっては主ご自身がこの戦いを戦うという励ましになるが、世界、特にエジプトがこれを聞くと、いかにも「神はイスラエルの側におられる。イスラエルはエジプトを打ち負かす」という印象になる可能性がある。
そのため、宗教色を取り除く目的で、英語表記を変えたのだという。