3月18日(水)、テヘランへの空爆で、イランの情報相のイシュマエル・ハティブが死亡したと、イスラエルのカッツ国防省が発表した。イランも後でこれを認めた。
イシュマエル・ハティブは、2021年から情報相を務めていた。監視、スパイ活動を通じて、反政府勢力を弾圧。イスラエルと、アメリカとの戦争での高度な情報収集を指揮して、水面化の作戦も導いてきた人物である。
イスラエルは、この前日17日(火)、イラン政権を実質管理していたアリ・ラリジャニと、IRGCのバシジ長官のゴラムレザ・ソレイマニを殺害していた。イランは、24時間に間に、最高レベルの指導者3人を失ったことになる。テヘランでは、18日(水)また大群衆が集まって、ラリジャニと戦死者たちの葬儀を行なっていた。
イラン政権は、ハメネイ師はじめ、すでに政権を動かしていた中枢の指導者を12人失った。まだペゼシュキアン大統領や、アラグチ外相は健在ではあるが、今イラン政権を導いているのはだれなにか。かなり混乱しているという情報もある。
しかし、アルジャジーラは、今のイランが、イスラム教を土台とするシステムなので、指導者個人が倒れても、その基盤が倒れることはないと解説していた。
比べるわけではないが、強いて言うなら、たとえば、キリスト教会で牧師が倒れても、その教会の中心である福音の価値観が変わることはない。新しい牧師が出てくるだけで、教会が倒れる、福音がなくなることはないというようなものである。
このように、イランの今のイスラム政権は、たとえ、イランの武力や指導者を取り除いても、社会の価値観や、基本的な形式は変わらないと説明していた。なんとなくわかるような、わからないような・・
今の強硬にイスラムを押そうとする政権は、目に見える武力や政権を倒すことだけでは終わらず、背景の霊的な戦いが最終的には必須になるということである。
