イスラエルの物価は、高騰を続けており、物にもよるが、円が弱くなったこともあり、全体的に日本より高いとみてよいだろう。人々の収入についても、上昇させなかればならず、最低賃金(月収)は、この2.5年の間に、1000シェケル(約3万円)もあげられていた。
Yネットの記事によると、今回、イスラエルの厚生労働省は、月額の最低賃金を300シェケル(約1万円)あげて、5300シェケル(約16万円)にする法案を提出。
財務省もこれを承認したため、国会で審議されることになったものである。国会で3回承認されれば、法案になるが、すみやかに承認されると予測されているのか、この12月より、最月額最低賃金は、5300シェケルとなるみこみだという。
時間給に換算すると、26.9シェケルから28.5シェケル、日本円にすると、約50円あがって、880円となる。これは、日本と比較すると、東京、神奈川、大阪の最低賃金よりは低いが、その他の都道府県よりは多い額になる。
freestances.com/1775.html (都道府県別最低賃金)
最低賃金を上げると、貧困率が低下すると期待されている。同時に、障害、老齢年金を上げることで、貧困率低下がみこまれている。