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イスラエルがイランへ限定攻撃か:イランの反撃はない?
NYTが伝えたところによると、19日金曜早朝(日本時間昼ごろ)、イラン中央イスファハン近くのイラン空軍施設へ、ドローンによる攻撃があり、爆発音が聞かれた。
イスファハンには、核関連施設があるが、そこへの攻撃はなかったとのこと。
この他にも、イスファハンから800キロ北部のタブリズに、小さいドローンの群れが現れたため、イラン軍が迎撃したとのこと。
ここでも爆発音が聞かれていた。しかし、領空外からの飛行物体の侵入は観測されていなかったため、イラン当局は、イラン領内から発射されたドローンの可能性もあると言っている。
www.nytimes.com/live/2024/04/18/world/israel-iran-gaza-war-news
イランでは一時、空港が閉鎖されるなどの動きもあったが、まもなく通常に戻り、イラン当局は、「イラン軍が友好的に迎撃したため、被害は限定的であった。爆発音は、迎撃の音だった。」と発表した。
また「イスラエルはイランからの500発のミサイルをほぼ全て迎撃したと言っていたが、その反撃はみすぼらしい3機のドローンだけで、それらはすべて撃ち落とした」とも発表した。
なお、同じ頃、シリア南部ダラアに近い、シリア軍関連地点(レーダー基地?)への攻撃もあった。
イスラエルからの攻撃したとの正式な声明はないが、イスラエルは、18日、アメリカに24-48時間以内に、イランを攻撃すると報告していたとのこと。
また、NYTは、イスラエル軍関係者2人が、イスラエルによる攻撃と認めたとも伝えている。もし本当にそうであれば、イスラエルがイラン領内を攻撃するのは初めてである。
アメリカとオーストラリアは、イランの反撃を懸念してか、イスラエルにいる外交官など自国民に対し、テルアビブやエルサレムといった大都市から出ないよう、警告を出したとのこと。
しかし、イスラエルでは、住民にシェルター近くにいるようにとの警告や指示は出ていない。今のところ、イランが、事を小さく収めようとしている様子からも、イスラエルに反撃してくることはないのではないかとの見方が有力である。
www.timesofisrael.com/iranian-air-base-reportedly-attacked-in-limited-israeli-reprisal-strike/
www.israelnationalnews.com/news/388768
IRGC(イラン革命防衛隊)の核関連上級司令官はイスラエルの核施設攻撃も示唆
しかし、このイランへの攻撃の前日18日、イランは、イスラエルの攻撃に備え、シリアにいるIRGC隊員や、ヒズボラ隊員を、イランから避難させていた。
また、特に懸念されたのが、イスラエルがイランの核施設を攻撃するのではないかいう点であった。
IRGCで核を取り扱うアフマド・ハグタラ上級司令官は、「もしイスラエルがイランの核施設を攻撃したら、必ず報復する。
イスラエルの核施設がどこにあるのか、把握している」と、イスラエルの核施設を攻撃し返す事も示唆していた。
ハグダラ長官は、核兵器は、イスラムの教えにも反するので作っていない。平和利用だけだと主張しているが、IAEA(国際原子力機関)のグロッシ長官は、イランが、ウラン濃度を、平和利用では必要がない、60%にまで上げており、兵器に必要な90%にあと一歩(6ヶ月?)であると報告している。
石のひとりごと
ひやっとしたが、イランについては、一応これで落ち着くだろうか。今日からの安息日、月曜からの過越と種無しパンの1週間の平穏がどうぞ守られるように。