過激派でないヨーロッパのイスラム教徒の意思表示 2015.2.23

<ノルウェーでシナゴーグを保護するイスラム教徒> http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4629243,00.html

昨日、ノルウェーのオスロで、イスラム教徒1000人ほどが、市内のシナゴーグの周りを手をつないで取り囲んで保護する形をつくり、「反ユダヤ主義に反対する」デモを行った。

ノルウェーのユダヤ人は1000人程度とコミュニティはヨーロッパ一小さい。これに対し、イスラム教徒は順調に増え続けて、現在15-20万人。(ノルウェーの総人口は約510万人。

<過激派は出て行けば良い:オランダのイスラム教徒市長> http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4629243,00.html

オランダでは、モロッコ出身でイスラム教徒のロッテルダム市長が、イスラム過激派について、「オランダは、多様性容認の国だ。そのオランダに来るなら、オランダの文化に従わなければならない。それがいやなら出て行けば良い。これは強制ではない。選択の問題だ。」と語った。

ロッテルダム市長は、自らもイスラム教徒であり、非常な貧しさの中からオランダに移住。努力して市長にまでなった。「貧しさがテロを生むという理論には賛成できない。貧しいからこそ、そこから脱出する意欲につながる。」と語る。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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