物議かもすネタニヤフ首相の訪米 2015.1.29

ネタニヤフ首相が、アメリカ議会(共和党主導)でイランに関することへの発言を求められ、3月、渡米する意志を表明した。

問題は、この件がホワイトハウスを素通りしていたことである。議会はオバマ大統領とは対立する存在。その議会の招待に、ホワイトハウスには何の断りもなく、出席表明をしたことで、オバマ大統領との関係にひびが入るとの批判がとびかっている。

案の定、オバマ大統領は、この時、ネタニヤフ首相とは面会しないと表明。「(イスラエルの)総選挙2週間前に、一方とだけ会談するのは、倫理的でない。」というのが理由である。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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