最古ヘブライ語発見の可能性:申命記11:29「のろいの山」文字 2022.3.28

“あなたがたが、入って行って、所有しようとしている地に、あなたの神、主があなたを導き入れたなら、あなたがゲリジム山には祝福を、エバル山にはのろいを置かなければならない。”申命記11:29

イスラエルには、聖書に出てくるゲリジム山と、エバル山はどちらもその名前で今も存在している。そのエバル山で、石のお守りのようなものが見つかった。そこに書かれていた古代ヘブライ語が、3000年前のものである可能性があり、そうなると、これまでの最古のヘブライ語をさらに古くにまでさかのぼり、世界最古のヘブライ語ということになる。

その石に彫り込まれた文章は、「呪われたもの、呪われたもの、呪われたもの、神ヤーウェに呪われた者。お前は呪われて死ぬ。呪われているお前は死ぬ。ヤーウェに呪われたもの。呪われた。呪われた。呪われた。」であり、「のろい」ということばが、10回、ヤーウェ(神の名)が2回出てくる。

執筆中

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。