恐るべしイスラエル人:夏休みはシナイ半島へ 2015.8.10

国内は以上のような問題で論議となっているが、暑い夏。イスラエル人は今年も、夏の休暇を満喫している。

エルサレム旧市街、城壁のすぐ外側では、毎年恒例のクラフト・フェアが行われている。様々な出店とパフォーマンス、コンサートと、いわば日本の夏祭りのような雰囲気である。当然、大勢の人々でにぎわっている。

また、この7月、ベングリオン空港から海外へ出て行ったイスラエル人は,777500人と過去最高を記録した。しかし、8月はこの記録を更新すると予測されている。

驚いたことに、イスラエル人は、今ではあらゆるテロ組織の巣窟となり、エジプト軍が掃討作戦を展開し、数百人が死んでいるシナイ半島や、ISISがせまるヨルダンにも行っている。その数49800人と、昨年より35%増えているという。

www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/199230#.VceVNKUWnA8

日本人ならば、恐れてどこにも行かないような状況かもしれない。しかし、イスラエル人は、どっちみち戦争になれば、楽しめなくなるのだから、行ける時には行っておく。行くなら気にせずめいっぱい楽しむという考え方である。

<簡素化すすむベングリオン空港のセキュリティ・チェック>

以前は、荷物検査でスーツケースを開けられるなど、おおわらわのベングリオン空港だったが、今では、荷物検査は、階下で機械がやっているとのことで、簡単な質問だけで、即チェックインできるようになっている。

そのチェックイン手続きも機械でセルフできるようになっている。もし預ける荷物がないなら、1分でチェックイン完了である。

さらに、パスポートコントロールも、出国の際にも機械でセルフでできるようになっている。日本のパスポートはこれに対応しているので、非常に便利である。

イスラエルは常に、いかに無駄なく、簡略かつ、楽にことが運ぶかということに工夫している。延々としたセキュリティチェックも、やらなくても大丈夫と判断されるやいなや、カットになる。

かと思えば、すぐにでも改善できそうなことをそのままにしている場合も多々ある。全くもって不思議な国である。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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