レバノンにシリア難民の群衆 2012.7.21

シリアの首都、ダマスカスでの戦闘が激しくなり、レバノンへ逃れる難民が急増している。

UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)によると、レバノンへの難民は、この二日間だけで少なくとも3万人。さらに流入は続いているもよう。*レバノン国境は、ダマスカスから車で45分と近い。

イスラエルは北部ゴラン高原で、国連監視による緩衝地帯を介してシリアと国境を接しているが、今のところ難民は来ていない。しかし、アサド政権が倒れた後には、難民がイスラエルにも来る可能性があるとして、今週末、兵士たちは、休暇返上で警戒態勢をとっている。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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