トランプ大統領が巨大爆弾投下:アフガニスタン 2017.4.14

13日、アメリカが、アフガニスタンの ISIS地下拠点とみられる洞穴地域に、非核爆弾では最大最強で、通称”モアブ(Mother of All Bombs”ともよばれるGBU-43(9800キロ)を投下した。アメリカ軍が実戦でこの爆弾を使用するのは初めて。

今の所、現地の被害状況は明らかになっていないが、爆弾の威力からして、相当数の武装勢力が死亡した可能性がある。

www.bbc.com/news/world-asia-39595989

アメリカは現在、アフガニスタンに、地上軍を駐留させているが、状況は改善せず、すでに15年になっている。これに終止符を打ちにとりかかったものとみられる。が、北朝鮮などに「アメリカはやる」というメッセージでもあるともみられている。

この爆弾は、地下トンネルや地下壕にも到達する威力があるため、アフガニスタンの山中のゲリラ拠点を撃破するには適切だったとアメリカ駐留軍のニコルソン司令官は語っている。

しかし、あまりに唐突にこんな爆弾を使うトランプ大統領。なかなかのジャイアンぶりである。

こうなると、現在、北朝鮮近海に向けて、原子力空母カールビンソンを移動させているトランプ大統領が、北朝鮮や、東シナ海で軍用とみられる人口島を作っている中国に対しても、いつ実際の攻撃にでるかもわからない。

なお、空母カールビンソンは、日本の海上自衛隊と、東シナ海で、共同訓練も検討中だという。日本ももはや他人事ではなくなりつつある。

www.news24.jp/articles/2017/04/12/04358790.html

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

1 comments

石堂ゆみ さん
シャローム

貴重な情報に感謝しています。
ここ数年、聖書に関心を持ち学びの最中です。(以前は仏教を学んでいました)
学びで得たことは、聖書的に考えれば、
地球の中心軸は『イスラエルにあり!』を実感しています。
聖書とイスラエル動向を基軸にしていいれば、ノイジーな情報に惑わされることが少なくなってきました。
先ずはお礼のコメントにて、

路傍の放浪オッサン(じじい)より
Mark Badlha

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