シロでハンナたちの祈り 2013.8.31

聖書には、不妊の女ハンナがシロの神殿に来て祈ったことが記録されている(第一サムエル1章)。これにちなんでユダヤ教徒の女性たち約3000人(メシアニックジューではないことに注意)が、シロに来て祈りを捧げた。

ハンナの祈りは、主に祈りが聞かれたというブレークスルーの教えとされている。3年前から始まったこのイベントは参加者が毎年増え、来年は5000人規模になると予測されている。

<シリア人のためのユダヤ教徒の若者たちがプレイヤーMT:詩篇37,120>

宗教シオニスト(今のイスラエルは世俗派がつくったものと考える正統派ユダヤ教徒と違い、今のイスラエル独立を実現したのは神だと考えるユダヤ教徒たち)の若者たちが、シリアの人々のためのプレイヤーMTを行っている。

ユダヤ教では個人の祈りが重視されるが、グループで祈るともっと力があると考えられている。ペータ・ハティクバで始まったこのシリアの人々のための祈り会が全国に広がっているという。

*これもメシアニックジューの活動とは別の、ユダヤ教徒の若者たちの動きであることに注意

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

コメントを残す

*