シリア情勢とイスラエル 2013.3.3

<ゴラン高原に迫撃砲3発>

2日、ゴラン高原南部に、流れ弾とみられる迫撃砲3発が、先週に続いて再び着弾した。今回は大きく爆発したが、野原だったため、物損も負傷者もなかった。シリア内部での戦闘が激しくなっているようだとのこと。

<シリア人負傷者帰国>

先月、イスラエルとの国境で収容され、イスラエル国内で治療を受けていた7人のシリア人は、6人が回復したとして、内戦中のシリアへ帰国した。1人は重傷のため、まだ病院で療養中。

<アサド大統領:イスラエル攻撃を示唆>

アサド大統領は、イギリス紙のインタビューの中で、イスラエルが1月にシリア領内で、化学兵器関連とみられる施設を攻撃したとみられていることについて、「シリアは、報復の手だてを講じている」と語った。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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