ガザからロケット弾:イスラエル軍反撃 2014.12.20

EUがハマスをテロ組織リストから削除したばかりだが、19日正午頃、イスラエル南部エシュコル地方でサイレンが響き、ガザからのロケット弾が着弾した。http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4605646,00.html

空き地だったため、被害はなかったが、イスラエル軍は、20日深夜0時すぎ、ガザのカン・ユニス難民キャンプにあるハマス訓練地域を空爆した。今のところ、負傷者の報告はない。

ガザからのロケット攻撃は、夏の戦争以来、これで3度目。イスラエルの反撃はこれが初めてである。イスラエル軍のラーナー報道官 は、「イスラエルは市民を脅かすものを放置しない。責任はハマスだ。」と正式のコメントを出した。

Yネットによると、ハマスはイスラエルに続くトンネルを再建しており、イスラエルへ侵入した上でのテロ攻撃に備えているとの懸念もある。
www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4605504,00.html

ガザとイスラエル南部の国境付近では、ハマスが戦闘員を訓練する砲撃音、イスラエルへの侵入の試みなどが散発しており、南部住民らは、「ガザとの戦争は時間の問題。政府は何もしていない。」と政府のガザ対策に不満を訴えている。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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