エルサレム・西岸地区でハマスがクーデター未遂!? 2014.8.20

www.jpost.com/Arab-Israeli-Conflict/Massive-Hamas-infrastructure-in-West-Bank-planned-to-topple-the-Palestinian-Authority-371409

ガザでの戦争で、あまり国際的にはニュースになっていなかったが、ここ3ヶ月、イスラエル軍と治安部隊は、東エルサレムとジェニン、ナブルス、ヘブロンなどの西岸地区各地で、ハマスの拠点摘発を続けていた。

この3ヶ月で、93人のハマス工作員が拘束され、46人が詳しい捜査を受けた。またロケット弾機材やライフルなど多数の武器と60万シェケル(1800万円)の現金を押収している。西岸地区のハマス強化は、ハマスのトルコ支部の管轄だという。

ここ数ヶ月、特にハマスの西岸地区での活動が活発になり、第三インティファーダ(民衆蜂起)を誘発しようとしていた可能性がある。

また、ハマスがアッバス議長とパレスチナ自治政府を転覆させようとする”クーデター”を計画していたのではないかとも見方もあった。
ハマスはこれについては否定。

<イスラエル兵1人行方不明>www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4560299,00.html

Yネットによると、アメリカから一人で移住した兵士デービッド・メナヘム・ゴードンさん(21)が日曜以来、所属基地周辺で、行方不明になっていることがわかった。

デービッドさんは、当時軍服を着用し、ライフルももっていたという。誘拐された可能性もあるため、警察は公開捜査に踏み切った。無事にみつかるよう、お祈りください。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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