エルサレムからウクライナを覚えて 2015.2.15

東ウクライナで、親ロシア派が、激しい攻撃を行い、多数の市民に犠牲が出ている問題。先週、フランスとドイツが仲介に入り、ロシアのプーチン大統領と、ウクライナのポロシェンコ大統領が、連続16時間の徹夜交渉を行った。

結果、なんとか合意に至ったものの、停戦ぎりぎりまで親ロシア派の攻撃が続き、合意は履行されないのではないかと懸念された。その停戦に昨夜から入り、なんとか今のところ砲撃がない状態だという。しかし、まだまだ予断は赦さない状況だ。

www.bbc.com/news/world-europe-31475744 (すごみの表情で停戦遵守を訴えるポロシェンコ大統領)

イスラエルにはウクライナから移住し、家族を東ウクライナに残して来ている人が多数いる。エルサレムアッセンブリーの0さん夫妻は娘と息子が渦中にあるという。ウクライナ政府、東ウクライナの人々、特に教会を覚えて、エルサレムでも祈りがささげられた。

この他、イスラエルで働くクリスチャンのEさん夫妻は娘がアフリカのチャドでの働きに行っているという。

アフリカでは、ナイジェリアのイスラム過激派組織ボコハラムが、ISISの傘に入ったと宣言し、ますますの暴力と勢力を拡大している。数日前には、ボコハラムが、隣のチャド領内を襲撃したとのニュースが入っている。このためにもエルサレムから祈った。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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