イラクがアメリカへ空爆を正式依頼 2014.6.19

スンニ派聖戦主義グループISISがじわじわとバグダッドへ近づいている。イラク軍も反撃を行っているが、ISISの方が優勢のようである。

イラク政府は、18日、アメリカに正式に、ISISへの空爆を要請した。アメリカ政府もこれを認めている。

しかし、ISISは、小さな車でかなりはや動きで移動する。軍服もないため、市民との区別がつきにくい。空爆でどの程度目的を達成できるかについては疑問視される点がある。

アメリカは、米大使館の護衛などの目的で、すでにバグダッドに170人の軍関係者を派遣しているが、今後、さらに地上軍投入の可能性を考えざるを得ないのではないかとBBC。

オバマ大統領。再び戦争か否かの大きな決断に直面している。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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