イスラエルで豚インフルエンザ:犠牲者1人 2015.12.25

イスラエルで豚インフルエンザが流行している。すでに女性(55)1人が死亡。13人(Yネットでは10人)が隔離されているという。

このうち重篤になっている9人のうち3人は妊婦で、1人は人工呼吸器を必要とする状況であるため、帝王切開で子供(未熟児)を取り出して、治療が続けられている。http://www.israelnationalnews.com/News/News.aspx/205433

ところで、豚を食べないはずのイスラエルで、豚インフルエンザとはこれいかにだが、イスラエルにも豚肉はある。12月14日、リション・レチオンで、豚を大量に積んでいたトラックが走行中、積み荷の扉が壊れて、15体分の豚の遺骸が落ちて、道路に延々と並ぶという事件があった。

様子をテレビで見たが、顔もはっきりするほどの豚たちだった。豚は地元のホットドッグの会社に搬送中だったという。コシェルでないホットドッグがあるということのようである。しかし、エルサレムポストの記事ではさずがに、豚の遺骸をぼやかした写真が使われていた。

www.jpost.com/Israel-News/Terrifying-traif-Ton-of-pig-meat-spilled-onto-Rishon-Lezion-street-437272

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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