アッバス議長の思い-イスラエル国営放送直撃インタビュー 2012.11.3

パレスチナ自治政府のアッバス議長は、昨日、イスラエル国営放送チャンネル2の直接インタビューに応じ、テレビ放送された。その中で、アッバス議長は、「パレスチナの国は西岸地区、ガザ地区、東エルサレムであって、それ以外はイスラエルだ。」と断言。

「自分の生まれ故郷はツファット(イスラエル北部の町)で、イスラエルに追放された身だが、そこを旅行者として訪問しても、戻る気はない」との思いを明らかにした。また、自分が在職する限り、外交と政治、交渉によって解決策を模索し、暴力(第三インティファーダ)に訴えることはないと語った。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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