
イスラエルでは、6月14日(土)午後23時過ぎ(日本時間朝5時すぎ)に、イスラエル北部、ハイファ方面へ大量の弾道ミサイル(イラク系メディアによると少なくとも100発)とドローンを発射した。
まるで火の玉の雨のようであった。
イスラエル軍が迎撃しているが、そのうちの1発はハイファ郊外のタムラというアラブ人の村の2階建家屋に着弾。4人が死亡。5人が負傷した。
タムラは、アラブ系市民の町であるせいか、前からシェルター不足が指摘されていた地域でもあり、今後問題になる可能性もある。
www.timesofisrael.com/three-killed-near-haifa-as-iranian-missile-barrage-targets-northern-israel/
その後も15日(日)深夜以降、イランのミサイルとドローンが断続的に発射されており、テルアビブ、エルサレム含め、全国で、サイレンが鳴り続けている。
イスラエルからの報道によると、テルアビブ近郊のバットヤム、レホボット、ラマットガンに着弾。
バットヤムでは、アパートに着弾しており、一人が死亡。19人が負傷したとのニュースが入っている。
続いてテルアビブ、エルサレムにも着弾しているとのニュースもあるが、まだ詳細は不明。テルアビブでは破壊された建物の下にいる被害者の救出が行われているとのこと。
現在、午前3時半(日本時間午前9時半)、ようやく、サイレンは収まっている。しかし、こうなると、次なるイスラエルのイランへの反撃がどうなるのかとも思う。
ハイファ上空のミサイルが降ってくる様子は、今がその時だとは言わないものの、以下の聖書のことばを思い出した。
第一の御使いがラッパを吹き鳴らした。すると、血の混じった雹と火とが現れ、地上に投げられた。そして地上の三分の一が焼け、木の三分の一も焼け、青草が全部焼けてしまった。(黙示録8:7)
石のひとりごと
朝から心臓ばくばく状態。エルサレム在住の100歳の友人、ウオルターさんは、サイレンが鳴っても走れないので、近くに住む娘さん宅の防弾部屋に寝起きしていると言っていた。
こうした中だが、ヤド・ヴァシェム(エルサレムのホロコースト記念館)の友人は、「いずれイランは終わる。イスラエルを攻撃した国はすべてそうだったから」と言っていた。イスラエル人からの返事はすべてポジティブであることをお伝えしたい。