大統領選挙と中東で忙しいアメリカ:北朝鮮問題は? 2016.2.13

上記のようにアメリカは、中東シリア問題で緊張し、大統領選挙が近づいて来て、日々忙しくなっている。

その背後で、北朝鮮が、地下水爆(?)実験をしたあと、衛星の打ち上げを行い、核弾頭をつけた長距離弾道ミサイルへの可能性を世界に見せつけた。

北朝鮮の目的は、アメリカを交渉に引き出すこととみられているが、アメリカは、今、手一杯である。この問題については、「とりあえず、地域の国々で対処してもらいたい。」との姿勢を示している。

安倍政権は、日本独自の経済制裁を発動した。すると北朝鮮が、拉致問題の調査を全面中止すると逆襲してきた。日本に対して、「深刻な挑発だ。深刻な結果を招くだろう。それは安倍首相の責任だ。」と脅迫している。

明らかに本末転倒だ。先に核実験や、弾道ミサイル開発にもつながる衛星打ち上げをして挑発したのは北朝鮮だった。アメリカが手一杯の中、安倍政権が、最善の動きをするようにと願う。

石堂ゆみ

ジャーナリスト、元イスラエル政府公認記者、イスラエル政府公認ガイド、日本人初のヤド・ヴァシェム公式日本語ガイドとして活動しています。イスラエルと関わって30年。イスラエルのニュースを追いかけて20年。学校・企業・教会などで講演活動もしています。

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