ネタニヤフ首相は、今強硬路線に舵を切り替えているが、国内外から、嫌われる傾向にある。
ネタニヤフ首相自身は、「自分が愛されることを目標にしているわけではない」と言っており、今の方針こそが、イスラエルにとっては最善だと確信しているようである。
一つはイランからで、いわゆるプロパガンダクリップで、ネタニヤフ首相自身が、人質になっている様子の映像で、同氏を誘拐することを示唆していると考えられている。
This is the Iranian regime. In the middle of negotiations, they post a video threatening to kidnap Prime Minister @netanyahu. They can't help themselves. It's the nature of the regime. t.co/nHpMMqXS9S
— Caroline Glick (@CarolineGlick) April 25, 2025
www.jpost.com/middle-east/iran-news/article-851620
一方、国内では、強硬な姿勢を続けている政府に反発する大規模なデモが続いている。4月26日、テルアビブでは、血まみれになっている人質の周囲に、それを無視するネタニヤフ首相の首が並べられる様子をパフォーマンスするという、抗議行動も出た。
ネタニヤフ首相所属のリクード党報道官は、「首相を殺害して首を刎ねる行為を扇動している」との反発が出された。
また、国内では、シンベトのバル長官が、正式に、ネタニヤフ首相に対する訴えが出され、国内の不一致、分断が懸念される。
ネタニヤフ首相の心身が、よくもつものだとも思わされるところである。